2018年冬ドラマ感想!私はこう見た!最終回まで見た感想をつづります!

2018年の冬ドラマが終わりました。結局5本も完走。あー忙しかった!5本視聴した中で順位をつけてみました。1位はデットヒートでかなり迷いましたが、あの1本に軍配。一番下で発表しています! 全体的には収穫の多い冬でしたね。

2018年冬ドラマ感想!私はこう見た!最終回まで見た感想をつづります!

●「FINAL CUT」

まずは感想から。FINAL CUTのメッセージは今の(昔もだけど)マスコミの在り方と情報を受け取る側の意識への啓蒙。これを見てどれだけの人が「怖い」と思ったかは分かりませんが、多分に現実味があり、かなり頑張っていたと思います。

最後に主人公が「何を騒いで何を黙るか、マスコミは特別な力があると思っている」と言いますが、これってつまり「忖度」。スポーツ誌も週刊誌もテレビのワイドショーも忖度しまくりの現実の方がドラマよりよっぽどえげつないので、ぐさっとえぐれたかというと、真実を叫んだに過ぎないという感じでしょうか? 政治だったら森本問題、芸能界だったら攻撃するフリンと黙るフリンがあったりするわけで。

ただ悔しいのは今でも地上派のテレビは絶対的な影響力があるという点。今回はドラマを通して地方局がキー局に噛みついた作品だと思っていますが、単なるドラマとしてしか受け取らない人もいるでしょうね。俳優さんたちについては言及せずにおきます。

●「anone」

う~ん、いいドラマだったな。そう思える最終回でした。最後まで坂元裕二の世界を貫き通した作品づくりに拍手です。これで視聴率のためにすずちゃんにコスプレさせたり、無駄に出番を増やしたり、変なテコ入れしなかったことに拍手。そして若い二人の胸きゅんに興味は沸かなかったものの、登場人物がみんなよかった。

瑛太の過去の隆盛ぶりをどこかにちょっと入れておいてくれると、ニセ札づくりに固執する理由が明確になるのになとは思ったかな。奥さんがあっさり出ていっちゃうとか、田中裕子と江口のりこの雪解けももうちょっと丁寧に見たかった。あまりにギスギスしてた時間が長かったから。あの男の子が手紙で過去を思い出し不安になるエピソードも自然だった。瑛太がちゃんと払拭してあげたのもほっとしたよ。

さらに小林聡美と阿部サダヲコンビの人間味がなんとも…。最初の方で自殺したピストルおじさんも、一見突拍子もないエピソードみたいだけど、人生思い通りにならなかった中年の悲哀とその末路が凝縮されてて身につまされたよね。でも小林&阿部ペアみたいに、他人だけど最後にほっこりできる相手と巡り合えただけで、人生OKだったと思えるみたいなひと筋の光の描き方も刺さりました。

●「BG」

民間のボディガードをSPと対比させながら描く本作、お仕事ドラマとして、ヒューマンドラマとして成功していたと思います。いろいろ分かりやすくて。最後に上川さんが死んでしまうのは予想外でした。ドラマって3発くらい撃たれても生き帰ったりすることが多いけど、撃たれたの足なのに死んじゃうってリアリティあったなと。

ここでも最後の2話はマスコミの報道が取り上げられていましたね。上川さんに責任を押し付けた報道で政治家を守るというやり方。本物の政治もマスコミをいいように利用して、やりたい放題なんだろうなとここでも胸くそ悪くなりました。最近は本当にいろいろ透けてみえてしまって…。でも国民もバカじゃないので、隠せば隠すほど、言い訳すればするほど諸々剥がれて見えてくるもんですね。

で、BGに話を戻すと、ちょっと物足りなさも残りました。主人公以外の登場人物がまだ深く描けていないとか、民間ボディガードの仕事のバリエーションとか。主人公と息子のサイドストーリーもちょっと見てみたい気がします。石田ゆり子が全編通して出演していたのがちょっと…。だって彼女へた…もごもご。

●「アンナチュラル」

ドラマに子供(高校生も含む)が出てくるのと、いじめを扱うのが嫌いなんですが、7話がとても良かったなと。本当に唸るような捻り方をしてくる本作。7話もそうでした。高校生による猟奇殺人と見せかけての自殺。でもその裏にあるメッセージを法医学の観点ではないところで主人公に語らせていました。見入ってしまったので、生徒役の子が誰とかそんなのぜんぜん気にならずに見てましたね~。

最後の2話で懸案だった中堂さんの恋人殺害事件も解き明かされ、着地も見事。一番忘れられないのは、所長の神倉さんが東日本大震災きっかけで歯型の情報共有を提唱していたところ。水害にしろ火災にしろ、遺体が無残な状態だった時、確かに歯って唯一の手がかりかも。死んだのなら死んだ証拠がないと、遺族はいつまでも終わりにできないし、何かを始めることもできないと思うから。このドラマきっかけで3.11を改めて思い出してしまいました。

●「ホリデイラブ」

次回が楽しみなドラマだったけど、後半は失速してしまったかな~、私の中では。後半の見どころは主人公夫婦より相手夫婦に移ってしまって、仲里依紗好きなんだけど、あっちの二人の方が気になる展開でした。あの旦那、悪いやつじゃないんだ~とか、あの女ホラーってわけじゃないんだ~とか思いながら、なんだかんだと楽しんだ感じです。

それにしてもフリンやめようよ~。するなら死んでも隠し通せよ~。あと、ばら撒かれた画像はどう改修するんでしょう?ああゆうの放置しといていいもんなんでしょうか?あーあと、仲里依紗にはもっと別の役をやって欲しいかな。普通の幸せな主婦よりちょっとひねった役の方が合いますよね?

 さいごに

というわけで、私的冬ドラマの順位を発表~!ジャン!

1位:anone
2位:アンナチュラル
3位:BG
4位:FINAL CUT
4位:ホリデイラブ

1位はanoneです。次週が楽しみという点ではアンナチュラルの方が上でした。でも「そうそうドラマってそういう細部を描いてほしんだよな~」って所がちゃんと描かれていたのはanone。で、それは食事シーンです。生きていくって食べる事、と言わんばかりに何度も出てきていましたが、それがとってもリアルでした。題材としては1話のすずちゃんの記憶とか、幽霊とかニセ札づくりとか、いわゆるフェイクというものだったと思うけど、日常のリアリティを描くのに欠かせないのは毎日の食。そういう細部が作り込まれていたから、ちゃんと受け止められた気がします。

BGはちょっと惜しいと思ってます。スペシャルとかパート2とかで、もうちょっと登場人物を掘り下げたり、政治に絡まない話が見たいかも。

4位の2作は苦手な俳優さんが多かったことや後半失速した感がありました。でも最後まで見たくなるようには作られていたと思うので、まんまと見てしまいましたが…。

さて、この春はどんなドラマが出てくるのでしょう?今のところ気になっているのは月9かな。久々に大人が見ても面白いドラマだといいんですが。

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